“ビー玉”は意味がない?内覧会で傾きをチェックする方法

“ビー玉”は意味がない?内覧会で傾きをチェックする方法

昨今、新聞やニュースでも話題になったマンション傾斜問題。
室内床の傾きも確認したいポイントの一つです。

昔はビー玉を転がしてみましょう!などという声を内覧会の現場でも聞きましたが、
実際の判断にはどうしたらよいのでしょうか?

“ビー玉を転がす”は意味がない?

最近は同行現場でビー玉を転がす姿をみかけることも減り、巷でもそのようなことはあまり聞かなくなりました。

世間もお気づきのようですが、この方法は正確な判断材料にはなりえません

ビー玉は完全な球体ではありません。そのため施工上問題のない平らな床であっても、置き方により傾いてしまうことがあります。
ビー玉で判断できるのは、どのような置き方をしても同じ方向に転がってしまうような大きな傾きの場合のみです。

 

床の傾斜確認には水平器を

ホームインスペクター(住宅診断士)がマンション内覧会に同行させていただいたときは、オートレーザー水平器を使用します。
水平・垂直のレーザーを壁面に照射させ、計測をする器具です。施工会社さんでもよく使用されます。

オートレーザー水平器

オートレーザー水平器

しかし、一般の方でこのような器具を内覧会時に用意できる方は少ないです。

ざっと水平レベルを知りたいのであれば、水平器でも簡単に調査が可能です。
本来部分的な傾斜を見るための器具で、厳密ではありませんが、ビー玉を転がすよりははるかに信頼できます。

水平器

水平器

水泡が目盛中央に位置していれば、水平。
水泡が移動すれば、移動した方向に高く、傾いていることがわかります。

たまに水泡を確認するまでもなく、床に置いただけで傾きが発覚する場合もあります。

水平器94d6dcc4bf0f043fd06306a48ba6249e

水平器をさらに活用!いろんな箇所にあててみよう

実は、水平器は床の傾斜だけでなく、さまざまな部分的な傾斜を確認することができる優れものです。
本来部分的な水平を確認するものなので、棚・カウンターさらには壁の傾斜も確認することができます。

ホームインスペクターもオートレーザーと水平器を併用し調査を行います。

バルコニーや椅子工の水勾配の確認、キッチン天板の傾きなど、あらゆる箇所に使用します。

水平器58a1bc739d4a689e82b8181a83255dc9

ホームセンターなどで数千円で購入することが可能です。
マンション内覧会、何を見ればよいのかわからないという方は、ご自身で持参してみるのもよいでしょう。

ただ、「家」もあくまで人の手によってつくられるもの。完璧ではありません。
どの程度なら許容すべき範囲なのか?日常に支障がでるのはどこからなのか?傾きの原因には何が考えられるのか?
そこまできちんと確認・検討できれば、実際に気になる箇所があった場合も、過剰に不安になることもありません。

もちろん、必要であれば、施工会社・売主にお願いして、お引渡し前にきちんと補修をしてもらうようにしましょう。

ホームインスペクター(住宅診断士)が確認、安心してお引渡しを迎えるためのサービス
・東京圏 新築マンション内覧会立会い・同行
・名古屋圏 新築マンション内覧会立会い・同行
・大阪圏 新築マンション内覧会立会い・同行
・九州圏 新築マンション内覧会立会い・同行

 

▼第三者のプロに内覧会同行・立会いを依頼・相談▼

0120-390-592 10:00~19:00 土日祝も営業・当日対応も可能
クレジットカード利用可