内覧会ではついつい、壁の傷や汚れなど、目に見えやすいものに視線が行きがち。
とは言え、そもそもついているはずのものはついているか?きちんと固定されているか?など実はシンプルなところも見逃せないのです。
今回ご紹介するのはカーテンレールのチェックポイント。
引っ越しはしたけど、カーテンが掛けられず丸見えのまま新生活スタート!なんて笑い話にならないようにしたいものですね。
ホームインスペクター(住宅診断士)が実例とともにご紹介します。
そもそも、カーテンレールはついているか?
まずは各部屋の窓の上に、カーテンレールが取り付けられているかを確認しましょう。
こちら、まさに取付け忘れですね・・・。
マンションによっては、オプションで購入が必要の場合もありますが、
最近は多くのマンションに標準仕様でカーテンレールが取り付けられています。
まずは、カーテンレールがきちんとついているか?基本的なところですが、チェックしましょう。
しっかりと固定されているかチェック!
一見きちんと取り付けられていても、軽く動かすとはずれてしまうことも。
せっかくついていてもカーテンが掛けられません。カーテンの重みで落ちてきて、下にいた人が怪我をしてしまう可能性もあります。
ビスの打ち忘れなどないか、また引っ張ったり動かしてみて、緩い箇所はないか確認しましょう。
また、取り付け位置はずれていないか、曲がっていないかを確認しましょう。
前後のカーテンレールが微妙にずれていっために、奥のレースカーテンが手前のドレープカーテンが端からはみ出してしまった・・・なんてことも。
カーテンランナー(たま)をチェック!
カーテンレール中にあるカーテンランナー(たま)はスムーズに移動するか、
ランナーをはじいて確認します。
その際端部に取り付けられているはずのストッパーの有無も確認しましょう。
写真は片方のレールに取り付けられていない例です。
また、カーテンランナーの数も数えて確認しましょう。
奥のレールと手前のレールで同数なのがふつう。
写真は、6個ずつであるはずのランナーが、左奥のみ5個しかない例です。
カーテンレールは、ご自身でもチェックがしやすい部分でしょう。
「短時間コースでプロにお願いする!」なんて方は、ホームインスペクター(住宅診断士)でないとチェックできない箇所と、このようにご自身でチェックできる箇所と、手分けして効率的に進めてみてもいいかもしれませんね。
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